矯正治療のメカニズム(エッジワイズ法に関して)



矯正専門医がどんな風に治療してるか?ご紹介してみたいと思います。(矯正用マイクロインプラントを使わずに使用する場合)

スマイルのブログ-F1002899.jpg


 
上下4番目の歯を抜歯して治すケース

スマイルのブログ-F1002900.jpg


 
術前のかみ合わせ(出っ歯)と術後のかみ合わせ

STEP1

スマイルのブログ-F1002901.jpg


 
下の4番目の歯(左右)のみ抜歯して上はそのまま並べていく

上は早く抜きすぎると奥歯が前へズレやすい

STEP2

スマイルのブログ-F1002902.jpg

下にもワイヤーを通し上の歯列に太いワイヤーを通せるまで並べたら、上の歯列を一塊に固定して、そこから下のワイヤーに顎間ゴム(上下の顎にかけるゴム)をかけて、下の小臼歯から大臼歯が前の傾いてるのを起こしていく(出っ歯の人は小臼歯から大臼歯が前に傾いている傾向がある) 下の図ではゴムに引っ張られて歯がまとめて起き上がっていってるのが解る。

STEP2

スマイルのブログ-F1002903.jpg


 
下の図では奥の3本(小臼歯から大臼歯)が完全に起き上がっているのが解る

STEP3

スマイルのブログ-F1002904.jpg

下の犬歯をバネ(オープンコイルスプリング)(押すバネ)を使って後ろ(遠心と呼ぶ)に押して移動させている

STEP4

スマイルのブログ-F1002905.jpg

下の犬歯が後ろ(遠心に)移動すると前歯部に隙間が出来てくるので、これをワイヤーにクローズドループと呼ばれる(鍵穴のような形をしてるのがそう)屈曲を入れて閉じたループを広げて隙間が閉じる力を加えていく。これで前歯にできた隙間は無くなる。

STEP5

スマイルのブログ-F1002906.jpg

今度は上の4番目の歯を抜歯して、まず顎間ゴムを使用して大臼歯の位置を正常化させる(この作業は必要ない場合もある)

STEP6

スマイルのブログ-F1002907.jpg


 

上の前歯(犬歯まで含めた6本)をクローズドコイルスプリング(引っ張るバネ)と顎間ゴムを用いて、まとめて後ろに下げる(出っ歯が治っていく)

STEP6

スマイルのブログ-F1002908.jpg

上の抜歯スペースも下の抜歯スペースも完全に閉じて出っ歯も治る

STEP7

スマイルのブログ-F1002909.jpg

一番太いワイヤーを入れて細かい問題点をコントロールしてフィニッシングし(噛み込ませ)ていく。

FINISH

上下にワイヤーが通ったまま裏側の型を取り、石膏模型上で永久固定装置のワイヤーを曲げる

曲げたワイヤー(三つ網になったワイヤーで接着剤が入り込んで歯が動きにくくなっている)を裏の歯面に接着していく

スマイルのブログ-F1002326.jpg

その後、外側の装置を撤去していき、撤去後、リテーナー(取り外しタイプの固定装置)の型を取り、そうち作成後リテーナーの使用を開始して動的治療(歯を動かす治療)で失った骨の再生を待つ。

スマイルのブログ-F1002243.jpg


 

歯の固定(矯正学では保定と呼ぶ)を開始する。

リテーナーの使用時間は固定開始後半年後を境に減らしていって構わないが、苦労して手に入れた素晴らしい歯並びを絶対に崩したくない!と思う人は、寝る時使用(6~8時間)は極力長く(年数を問わず)続けたほうが良い!!! あまりサボると歯が動いて入らなくなっちゃうから~マジで。そのとき後悔しても、時既に遅し!再治療が待っている。

イルカへの熱い思い

僕はイルカが大好き!! そのイルカへの熱い想いを形(作品)にしたくて、3年の構想の後、僕の持てる感性の全てを注ぎ込んで作り上げた 僕の魂そのものと呼べる自宅。これは僕にとって自宅であり人生最大の作品である。

リビングから見て、吹き抜けの中の3階部分が書斎。

2階部分が寝室になっている。

スマイルのブログ-F1000011.jpg

その書斎(3階部分)に上がって撮影した画像

スマイルのブログ-F1002210.jpg
スマイルのブログ-F1002209.jpg
アップ

本邦初公開画像である。イルカへの熱き想い!

魂の叫びを見よ!

スマイルのブログ-F1000180.jpg
スマイルのブログ-F1000863.jpg

夜間の天井は、壮大なイルカの壁画に変貌する

スマイルのブログ-F1000009.jpg

外観には、ホエールテールモニュメント

スマイルのブログ-F1000028.jpg

もちろん間接照明付き

スマイルのブログ-F1000027.jpg

僕は建築家や芸術家にもなりたかったけど、

医療の道を選んでしまったので

僕には作品と呼べるものがこれしかありませんから、最初で最後の投稿となります。

お口の加齢対策も考えましょう!

スマイルのブログ-F1002231.jpg
アップ
ビックリマーク

噛み合わせは普段は接触してない方がいい



「老化」は、ある面で逆らえない自然現象ですが、ある部分は生活習慣によってもたらされます。

まったく同じ遺伝子をもった一卵性の双子でも、年を取るにつれて顔かたちに違いが生まれ、高齢になると何歳も年の差を感じさせるほど違った顔になることがあります。
喫煙習慣や、お口を不潔にしていることが老化を早めますが、もう一つ、とても大きな影響があるのが、食いしばりや歯ぎしりの習慣です。

リラックスしているとき、歯と歯は接触していないものですが、いつも歯と歯を接触させている人がいます。これが食いしばりのサインです。

歯と歯を接触させているのは、腕にたとえれば、いつも荷物を持っているようなものです。力むつもりがなくても、疲労がたまり、首や肩の筋肉がこり、頭痛もおこります。

食いしばっていると、歯が骨の中に沈み込み、噛み合わせが低くなって老化が進みますが、リラックスして歯と歯を離しておけば、噛み合わせの高さは自然に回復します。
老化を加速させるのが、食いしばり、歯ぎしり や 態癖です。

スマイルのブログ-F1002225.jpg
アップ
ダウン
スマイルのブログ-F1002235.jpg
グッド!


 
「歯ぎしり」や「食いしばり」で噛み合わせが低くなると、お年寄りが入れ歯を外した時のような「くしゃっとした」顔になる。右が低くなった噛み合わせを良くした写真。噛み合わせの高さだけで、これだけ若くなれる。

いろんな態癖
 

食いしばり や 歯ぎしりは、悪い噛み合わせが誘因になって起こることもあります。

歯の噛み合わせの山と谷がはっきりしなくなってしまうと、歯ぎしりが起こりやすくなります。

反対に上下の山と谷が深く噛み込み過ぎると、食いしばりが起こりやすくなります。良くない癖や習慣のために歯が内側に倒れ込むと、上下の歯列が深く噛み込み、同様に食いしばりしやすくなります。

個人的には特に上の写真のように寝てる時の姿勢(頬に手を当てる癖、うつ伏せ寝、いつも片方を下にして寝る)や頬杖、犬のように顎を机や枕に置いて読書などをする姿勢、舌を前歯の裏にベタッと押し当てる癖、唇を噛んだり巻き込む癖などが気になるところですが、これに口呼吸していないか?も付け加えると、さらにグッドだと思います。

患者さんご自身が行うブラッシングがお口の健康の維持に大きな効果を発揮するのと同じように、力のバランスケアは、ちょっとした日常生活の注意で元気を維持するのに大きな効果をあげることでしょう。

お子さんをお持ちの方は、いかに親が子供の悪い癖、習慣を発見するかが、子供の運命を左右してしまう。親が子供の運命を握っているといっても過言ではないでしょう。

意外と怖いクレンチング(食いしばり)

スマイルのブログ-F1002502.jpg

 

アゴは腕と同じように、リラックスした状態では筋肉でぶら下げられています。

安静にしている時には、歯と歯の間には隙間があるのが正常なのです。

食べ物を噛むとき、唾液を飲み込むとき、一部の発語のときだけ、歯と歯を噛み合わせます。

ことさら強い力でなければ、本人は食いしばっているとという自覚はありませんが、これはクレンチングという癖(歯牙接触癖ともいう)です。

上下の奥歯と奥歯が深く噛み込んでいる場合、歯列が窮屈な関係ではまりこんでいる人に起こりやすく、強いストレスを抱えてる人にもみられます。

眠っている間に長時間強くかみしめている人は、朝起きるとアゴが疲れているのでわかります。

このようなクレンチングをしていると、アゴの筋肉、頭部や頸部の筋肉や筋膜が疲れて、頭痛や首、肩の痛みが生じます。
噛み合わせにかかわる不快症状は、一般にクレンチングとなんらかの関係があります。睡眠時のブラキシズム(歯ぎしりや食いしばりの総称)は、レム睡眠時の脳の働きによるものと考えられていますが、クレンチングは上下の歯の噛み合わせとも深い関係を持っています。

歯と歯を噛み合わせるたびに、あそびが無いことが食いしばりを誘発すると考えられます。

カチカチと歯を打ち鳴らす人もいます(タッピング)。これは噛み合わせが低くなっている人に多い癖です。ギリギリ歯をこすり合わせる歯ぎしり(グラインディング)をする人は、歯がすり減って、上下の噛み合わせがルーズになります。

ものを食べるときに必要以上に強く歯をこする人もいます。硬い食品を癖のようにいつも口にしている人は、歯ぎしりと同様の害が生じます。

よく、アゴの発育に硬くて歯ごたえのある物を!って言われていますけど ・ ・ ・ あれは大嘘です。

歯並びの悪い人が硬い物を噛むと ・ ・ ・もう大変なことになります。

アゴの発育には硬さより何回も噛む行為が重要で、キシリトールガムなどを左右で何回も何回も噛むのがベストです。

寝てるときに歯ぎしりや食いしばりのある方は、寝てる間だけ入れて体を守る装置がありますので、専門医にご相談下さい。 それで肩や首の痛み、頭痛が嘘のように無くなります。

笑顔を作る表情筋について

笑顔に関係する表情筋のことを知り、その筋をイメージしながらトレーニングすると効果的です。

スマイルのブログ-F1001266.jpg

鼻の両サイドに3つの筋肉があるでしょ?わかります? 上から「小頬骨筋」、真ん中の小さな筋肉が「口角挙筋」、1番下が「大頬骨筋」と呼ばれる筋肉で笑顔に関わる筋肉です。ここを鍛えると口角のキュ~ッとあがった好感度の高いスマイルになれます。また、この筋肉は顔を後上方へ引っ張り(リフトアップし)ますので、シワができにくく若々しくなれる有り難い筋肉様です。さらに口の周りを一周してる円形の筋肉が「口輪筋」で、さまざまな口の表情を作り出す働きをし、衰えると口の周りのたるみやシワはもちろん、唇の色もくすんでしまいます。

より良い笑顔にするには目のトレーニングも不可欠で、それに関わる筋肉が目の周りを一周してる「眼輪筋」と目の上部にある薄い三角形の筋肉「上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)です。眼輪筋は目を閉じる働き、上眼瞼挙筋は目を開く働きがあります。この2つの筋肉を鍛えれば笑顔がより良くなるばかりか、目尻のシワもできにくくなります。

年齢とともに、表情筋は衰え笑顔は変わります。
加齢によって表情筋が衰えると、シワやたるみにつながったり、豊かな表情や笑顔をつくりにくくなると言われています。表情筋が思うように働かないため、自分では笑ってるつもりでも表情が乏しくなり、明るくない印象を与えてしまうのです。毎日のトレーニングで表情筋を鍛えましょう。

まだ若いからと油断は禁物です。ここで2人の若い女性を比較します。お二人とも若くて綺麗な方ですが、

スマイルのブログ-F1001279.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg

どちらも歯を見せない微笑みです。前者の方は微笑んでるつもりでも口角がほとんど上がってないのに対し後者の方は口角がしっかり上がっています。どうですか?若くても筋力の違いがあるのです。

次に歯を見せた笑顔ではどうでしょう?

スマイルのブログ-F1001278.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg

前者の方は念のために2枚の写真を載せましたが、どちらも口角が筋力不足のため上がってないため上唇のラインが「への字」になっています。後者の方は微笑み同様、口角が上がっているため、上唇のラインもスマイルマークのようなラインになっていて、オードリーヘップバーンとはいかないまでもお手本にしてよいスマイル(笑顔)かと思います。いつでも、どこでも口角をキュッとあげる意識を持って1日を過ごしていきましょう

ビックリマーク
ニコニコ
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg

次回は、スマイルトレーニングと目のトレーニング、その他のトレーニングの復習をしてまいりましょう。

目指せ パーフェクトスマイル

ビックリマーク
スマイルのブログ-F1000503.jpg

スマイルトレーニング、合わせて行いたい 舌、唇、目 のエクササイズ

唇・舌 のトレーニング

リラックスしている時に自然に口が開いてしまう。いつも口で息をして(口呼吸)、唇がカサカサしている。食事中よく舌が見える。思い当たる方は、口のまわりの筋肉(口輪筋)がゆるく、舌癖(ぜつへき/舌を前に出すクセ)があるかもしれません。美しい笑顔のためには、口唇の力を強め、舌の正しい位置や動きをマスターすることが大切です。

口のまわりの筋肉を強くする「リップエクササイズ」

スマイルのブログ-F1001267.jpg

<ボタンプル>
ひもを通したボタンを、上下の歯と唇の間ではさみ、唇でボタンが外れないように押さえながら、3秒間ひもを引っ張ります。これを7~10回、1日に2回行う。

<ブクブクバルーン>
空気を口に入れて頬をできるだけ膨らませて空気を左右に移動させます。左右交互に5~8回を1日2回。

スマイルのブログ-F1001268.jpg

舌の動きをよくする「フルフルスポット」
舌を細くし、口の外に出して左右に5~8回を1日2回。

スマイルのブログ-F1001269.jpg

スポットとは?

スマイルのブログ-F1001272.jpg

舌の先をいつもつけておく位置は、上の前歯の少し後ろ。シワシワがあるところ。

舌をもちあげる力を強くする「オープン&クローズ」

舌を上あごに吸い付けたまま、口を大きく開けたり、噛んだりを繰り返します。噛んだときも、唇は開けたままでいるのがポイントです。10~15回を1日2回。

スマイルのブログ-F1001270.jpg

舌を上に持ち上げる力をつける「ポッピング」

舌全体を上あげに吸い上げ「ポン!」と音を出します。この時、舌の先は正しい位置(スポット)につけ、丸めないこと。10~15回を1日2回。

スマイルのブログ-F1001271.jpg

きれいな笑顔をつくる目のトレーニング

口だけの笑顔は、相手に不自然な印象を与えてしまいます。スマイルトレーニングと合わせて、目のトレーニングも行い、自然な笑顔を目指しましょう。なお、最初のうちは筋肉の動きを意識するため、目と口のトレーニングは別々に行うのがオススメですが、慣れてきたら一緒に行っても良いでしょう。

スマイルのブログ-F1001273.jpg

 ステップ1  眼輪筋(昨日記載)を意識しながらゆっくり目を閉じて、2~3秒間キープ。

スマイルのブログ-F1001274.jpg

 ステップ2 上まぶたと額の筋肉を意識しながら、目をゆっくり大きく見開いて、3~5秒間キープ。その後、元に戻して数秒休憩。この動作を3回繰り返します。

ステップ1、2で5~10秒かけ、それを3セット、毎日2回以上行います。

スマイルトレーニング法

スマイルのブログ-F1001275.jpg
ビックリマーク
ビックリマーク
スマイルのブログ-F1001276.jpg

今日は、スマイルトレーニング法について復習しましょう。


まずウォーミングアップ
鏡を見て、口角に力を入れながら、ゆっくりと「イー、エー、アー、オー、ウー」とハッキリと発音しましょう。周りの迷惑になりそうなら、僕は音は出さなくても良いと思います。口の形がそれぞれ異なりますので、それを意識することが大切です。1セットに10秒以上かけて3~5回繰り返す、を1日2回行う。
 


ここからが大切
両手の人差し指で口角を後上方に引き上げて大頬骨筋を鍛える

口角に両手の人差し指を添えて、後上方にあげる。そのまま15秒キープ。5秒間休憩。これを3セット、次に、鏡を見ながら同じように人差し指で口角を後上方に引き上げたら、今度は口角の筋肉にグ~っと力を入れて口角が落ちないよう注意しながら15秒キープ、これを3セット1日2回。以後、2~4週間おきに30秒、60秒、90秒とキープ時間を長くしていきましょう。最初は口元がヒクヒクしますが、1週間も続ければ慣れてきます。
口角に左右差のある方は、割り箸を上下の前歯で噛みながら口角を上げると、左右差のチェックができます。       
さらに、口角が具体的にどのくらい上がったかわかる計測器具が販売されています。
               スマイルスケール
問い合わせ先 ミツバオーソサプライ販売
TEL 03ー3949ー0066

スマイルのブログ-F1001514.jpg
スマイルのブログ-F1001515.jpg
スマイルのブログ-F1001516.jpg
ビックリマーク










さあ、スマイルトレーニングで素敵な笑顔を目指しましょう

スマイルのブログ-F1001284.jpg


 



おまけで、今日のマイわんこ

スマイルのブログ-F1002819.jpg

口角の左右差をチェックしてますか?


テレビに出てくる人や出会う人を観察してると、案外、口角(口の両端)の高さが違う人が多いことがわかります。 口角に左右差があると、決して人に良い印象を与えません。

スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
ビックリマーク
ビックリマーク
ビックリマーク
ニコニコ


 

こういった方は片噛みして片方の筋肉ばかり発達した結果、片方の唇が上がっていったと考えられます。
 
 


あまりこの片噛みの期間が長いと、左右の筋肉バランスが首や肩まで波及して肩のライン(高さ)まで影響を受けていきます。

目のラインと唇のライン、肩のラインを比較すると、唇と肩のラインに相関性があるのが解りますか?この写真では唇のラインと肩のラインが平行になっているでしょ?目のラインは固定されている部分ですけど、唇は筋肉や噛み合わせや顎の形の影響を受けて変化しますので、その影響が唇より下方へ波及していくのです。
 





顎が骨格的に変形して歪んでしまってる場合も口角の左右差は出ます。
 

骨格的に変形してしまってる場合は、遺伝が関与する場合もありますが、態癖(たいへき)といって、その人にしみついた悪い癖(習慣)が影響する場合もあるので、気がついたら止めるよう努力しましょう。顎を歪ませる典型的的な態癖として、この方のような「頬杖(ほおづえ)」があります。
 
 
 

私はよく頬杖をつく という方は、その態癖を直すべく努力して下さいね他にも片方ばかり下にして寝る というのも良くありませんよ

たいていの人は片噛みによって口角の左右差が出てるだけですから、噛み合わせに問題なければ、上がってる唇と反対の方で噛む意識を持つことと、スマイルトレーニングでも片方の口角だけ持ち上げるようトレーニングしていけば治せます。

どんどんひどくなって問題が波及していかないよう、口角の左右差は鏡で必ずチェックする習慣をつけましょう

スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg
スマイルのブログ-i_bb_m3.pl.jpg

案外、身近にいるんですよ~ あなたはいかがですか?

目を結ぶラインと口角(唇の両端)を結ぶラインの平行性を見ると解りやすいですよ!

幸せを呼ぶ笑顔の法則

気持ちを前向きにしたり、対人関係を円滑にしたり。笑顔には多くの効用がありますが、どんな笑顔でも人によい印象を与えられるわけではありません。ここでは、印象を良くする美しい笑顔のために知っておきたいコツをまとめました。

美しい笑顔をつくる7つのポイント

1.歯並びがきれいに整っている。

正中線(上下の前歯の中央のライン)が上下で一致し、顔の正中線とも一致していることが理想です。

スマイルのブログ-F1001260.jpg

スマイルライン

笑った時に見える上の歯の先端(切縁)を結んだライン。上の前歯から左右四番目の歯までの合計8本の切縁のカーブが、下唇のカーブに沿っているのが理想です。

2.口角が左右対称で上にあがっている

スマイルのブログ-F1001261.jpg

笑ったとき、口の両端(口角)の位置に左右差がなく後上方に上がっているのが美しい笑顔の基本です。

3.上下の歯、もしくは上の歯が見える

日本では上下の歯が見えて、歯肉がほとんど見えない笑顔が好まれる傾向があります。(欧米では下の歯が見えず、上の歯だけが見える笑顔が好まれます。

4.歯の色が白い

スマイルのブログ-F1001263.jpg

もともと日本人は欧米人より、肌の色と同様に歯も黄色っぽいのですが、国際化や清潔志向のため、現在は白い歯が好まれています。

5.歯の形が整っている

スマイルのブログ-F1001262.jpg

男性では四角形、女性は丸見のある前歯が多く、男女で形がやや異なります。左右の歯と歯肉の高さのバランスがとれた状態が理想的です。

6.笑った時、舌先が見えない

日常では舌は上顎の中央に位置しているのが基本。

スマイルのブログ-F1001272.jpg

 笑った時、舌がそれより前に出ていると少々だらしなく感じるとともに、口角が上方にあがりにくくなります。

7.横顔がきれい(Eラインがきれい)

スマイルのブログ-F1001264.jpg

 鼻先とあご先を結ぶラインがΕライン(エステティックライン)。これが横顔の美しさの基準となっています。日本人の場合、上下の唇がΕラインに接するか、やや内側に収まるのが理想的です。

スマイルのブログ-F1001122.jpg

左右の横顔を比較すると、左の女性の方がEラインのやや内側に唇が収まる感じで、美しい横顔 ということが言えます。
スマイルトレーニングや口の周りの筋肉を引き締めたり、歯列矯正治療をして歯並びを整えることで美しいΕラインを手に入れることができます。