毎日毎日、矯正治療してて解ったことがあります。それはホントにビックリするぐらい舌の位置の悪い人が多いこと。「舌を鳴らしてみて」ってお願いしてまともに鳴らせない人の何と多いことか 歯並びは筋肉に支配されていて、舌も立派な筋肉。舌の位置が悪ければ歯列不正は簡単に引き起こされるし、たとえ矯正治療で綺麗に並べたとしても崩れていきます。 歯医者でこのことをちゃんとチェックしアドバイスしてくれている人って情けなくなるくらい少ないんだよね~ 気をつけて診てると舌の位置異常者は い~~~~~っぱいいます まず大きなクリアな音で「ポン」と舌鳴らし出来ない人は普通ではありませんから、ぜひ一度お調べになって下さい
舌の位置が悪い人の典型として低位舌(舌の位置が下顎にすっぽり治まっているぐらい低い位置にある)があります。本来、歯列や骨より筋肉は強く影響力がありますから、舌の位置が低ければ下顎は舌の形に大きくなり上顎に当ててなければ上顎は小さくなります。だから、上顎にはガタガタも出来やすくなる。低位舌の人で、なおかつ舌を前に出してしまえば(嚥下の度にそうなりやすい)、受け口になっていきます。低位舌よりは上の位置で前に出す癖のある人は前歯部開咬(前歯が噛まない状態)になります。こういう人たちは、矯正治療や場合によっては外科矯正までして頑張って治しても元凶が改善されてなければ必ず崩れてきます この舌の異常には口呼吸(お鼻の問題が関与してる場合も多い)も関わってるかもしれないので、鼻呼吸が確立されている状態なのか?しっかりとご確認頂きたく思います。
口が開きやすい人や、ヒンズースクワットを15回ぐらいした後に口を閉じてお鼻だけで息できれば大丈夫かと思います。
低位舌により引き起こされる「受け口」下顎前突症(反対咬合)
上に舌が上がらないため上顎が発育不良を起こし叢生(八重歯)になった下顎前突(受け口)ケース
舌を前に出す癖のある人が引き起こす「開咬」
舌が前に出てるのが確認できる
この方は舌突出癖(舌を前に出す癖)以外に低位舌もあるためしたの下顎の歯列の方が舌の影響を受け横に広くなっている。
舌が歯列や歯槽骨(歯の周りの骨)に与える影響は計り知れない
歯並びに関心のある方、矯正治療(外科矯正も含めて)をされている方は、ぜひ ご自分 或いはお子様の舌の位置が適正な位置にあるか?舌小帯(舌の下にあるヒダここに問題があっても舌は上に上がらない)の付着異常はないか?鼻呼吸は確立されているか?などなど、ご確認になった方が良いかと思いますし、そういった視野を広く持った考えや対応が必ずやあなた方を守ることに繋がると僕は確信しています
おまけで、在りし日のマイわんこ「武蔵」
超~~アマちゃんな犬
幼い頃の「武蔵」
僕は綾瀬はるかさんの口角の上げた優しい笑顔が大好き
あなたも鏡を見てちょっと口角を上げてご覧なさい ちょっと上げるだけで優しいお顔になるでしょ? 人があなたを思いおこす時、そんな優しいお顔のあなたが頭に浮かぶよう、毎日のちょっとした気遣いが大事なのです 人に笑顔のイメージを持たれてるって素敵ですよね 僕も頑張ります