パタカラによる表情筋トレーニング

口唇閉鎖力の重要性(以下すべてパタカラのホームページより抜粋)

口呼吸をしてしまう最大の原因、
それは口唇閉鎖力の低下によるものです。

口呼吸をすると、乾燥した空気や不衛生な空気、冷たい空気など、外気がそのまま口腔内に入ってしまう為、どうしても身体への負担がかかりやすくなります。また、嚥下や構音機能にも障害が出てきてしまいます。口唇閉鎖力の低下は、様々な症状を引き起こす原因となります。

口呼吸によって起こる様々な症状

CPウィルスによる口内炎、口臭の悪化扁桃炎皮膚疾患生活習慣病のきっかけ閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の原因に下垂体の活動の妨げ→成長ホルモン分泌の減少 など摂食嚥下機能の低下→誤嚥性肺炎などの原因に構音機能障害(滑舌)

筋肉の種類

速筋と遅筋

筋肉は主に筋繊維というもので構成されており、大きく分けて2種類あります。縮む速度が速い「速筋」、そして縮む速度が遅い「遅筋」です。表情筋は90%が遅筋でできていますから、筋肉・神経細胞は閾値(反応を起こさせる、最低の負荷)を越さないと無反応(悉無律)で終わってしまい、トレーニングの効果を得ることができません。ですから、パタカラの表情筋トレーニングでは、正しいやり方で行なうのはもちろんのこと、回数や時間もきちんと守ることが重要です。遅筋、速筋の性情や機能を正しく知って、目的に合ったエクササイズを心がけて下さい。

速筋遅筋
表情筋の僅かを占める(約10%)速い動きが得意がだ、疲れ易い性質エクササイズ方法は容易だが、目的の達成は難しい(EX:百面相、ペットボトル、ボタンプル、割り箸ストレッチなど)早口言葉には効果があるが、顔貌の保持とは関係がない表情筋の大部分を占める(約90%)ゆっくりな動きが得意で、疲れにくい性質エクササイズ方法が難しい副交感神経、自律神経の働きと緊密である顔貌の保持や滑舌の改善に役立つ

表情筋を鍛え、口唇閉鎖力を向上させましょう

健康生活の条件

健康生活を送るには「充分な酸素の摂取」「充分な栄養の摂取」「優良な睡眠の獲得」の3点が重要です。そして、これらを得る為には、鼻呼吸を自然に行なう(酸素)、嚥下に問題が無い(栄養)、脳と身体の休息(ノンレム睡眠)という条件を満たす必要があるのですが、表情筋を鍛えることで、健康生活の3点の要のうち「酸素の摂取」「栄養の摂取」の2点が容易になります。また、表情筋を鍛える事でいくつもの怖い病気の予防へと繋がるので、今現在健康である方もトレーニングを開始する事をおすすめします。Mパタカラは、どのような方にもお使いいただける、安全で、しかも効果の高いトレーニングを行なう為の医療用器具です。表情筋を鍛えて引き締めるので、顔貌の保持にも効果的です。

表情筋トレーニングの効果表情筋とは、まばたきや口を閉じたりといった日常的な動作や多様な表情を形成する、顔面にある20数種類の筋肉の総称です。内臓筋由来なので副交感神経と関係があり、刺激を与えることで自律神経系にも働きかけることができます。この事から、摂食機能障害の改善のほか、右側前頭葉血流の改善にも力を発揮します。右側前頭葉の血流が良くなることの効果として、認知症の改善や、失った身体機能の改善、寝たきりの予防などの事例が報告されております。また、自律神経の活性化による効果も期待できます。

Mパタカラで効果的なエクササイズを

表情筋全体をしっかりと鍛えれば、様々な症状を改善させることができます。表情筋の多くは、直接的もしくは間接的に口輪筋と結びついていますから、口輪筋を動かすことで表情筋全体を動かすことができます。表情筋の上層には皮膚と脂肪がある為、表面側からは直接負荷をかけることは難しいのですが、Mパタカラを利用することで口腔の内側から口輪筋へ直接的に刺激を与えることができ、表情筋の筋組織を活性化を図れます。口輪筋を動かすことで、表情筋全体を動かすことが可能です。

表情筋トレーニングの有効性 近年の研究・臨床実績により、表情筋の刺激が脳神経に良い刺激をあたえること、正しい呼吸が免疫機能の向上を促進することなどが発表されてきました。口腔周辺の筋力を高めると、様々な症状の改善が促進されるのです。※効果には個人差があります。
Mパタカラの使い方はとても簡単です。Mパタカラを唇の間にはめ込んで、1日に3~4回、3分間口をつぐむだけです。加えて本体についたロープを持って動かすと表情筋のストレッチ運動が行なわれ、さらに高い効果が生まれます。唇を閉じる力が弱っている人にはとっては、開始当初は「表情筋がだるいような気分」になるかもしれません。ですが日々トレーニングを繰り返す事で、すぐに慣れてきますのでご安心下さい。トレーニングによって起こる様々な変化を楽しみながらトレーニングを続けて下さい。

具体的なトレーニング方法(パタカラのホームページに詳しく記載、動画もあり)

http://mpatakara.com/m_patakara/training.html

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