ハッキリ申し上げて、インプラント矯正なども含めて、どんな最先端の治療で治療しても、口呼吸や舌癖が完治していない場合、それは矯正治療の妨げになるばかりか、術後の安定も得られない
舌が歯に有害な矯正力を与えてる様子
裏側から歯を押しているのが解る
日常的に口呼吸してる人の口元
口唇は、だんだん上にめくれ上がっていく
歯ぐきが常に空気にさらされると雑菌が繁殖し歯肉は腫れ口臭も発生する
ポカ~ンと口をあいて寝てる子も危ない
口の中をそっと覗いてみると
柵(さく)で防御してなければ歯に押し当てている
単なる癖の場合もあれば、鼻気道障害(鼻づまりや扁桃肥大、鼻中隔彎曲など)に起因する場合があり、後者の方が多い気がするが、このことに無頓着な患者(親も含めて)が呆(あき)れるくらい多いのが日本の悲しき現状である。
今日は、舌(ベロ)がいかに恐ろしい存在であるか、ご紹介したいと思う。
初診時
舌が出てる影響で奥歯しか接触していない。
こんな状態では長生きできないだろうな~
長寿の方に噛めてる人が多いのはご存知ですか?
治療後
治療中もなかなか降りて(噛んで)くれなかった
何とか噛ませたけれど・・・
それから、たった4カ月後
上下ともに小臼歯まで8本もFIX(永久固定)しているにもかかわらず
また開いてきている
真横から見ても、歯がFIXごと前に押されてるのが解る!
舌の歯列に対する影響力は本当に凄まじいものがあり、僕にとっては実に恐ろしい存在だ
治療後
治療後から、たった4カ月後
FIX(永久固定)しててこれだから、してなければと考えると恐ろしくなる。
要するに、ただ治すだけでなく、何が原因で引き起こされた不正咬合であるかを可能な限り特定し、その大半の原因とされる歯を取り巻く環境(耳鼻科領域も含めて)まで改善していく強い覚悟がなければ、何度矯正治療しようが同じことの繰り返しである。
うちに相談に来られた患者さんが、よその矯正歯科で「崩れて、そんなもんと言われた」って話されることがあるが、少なくとも僕は、簡単に諦めたくないし、歯並びは、それを崩す可能性のある あらゆる因子への対策をキチンと行っていけば必ず守れると信じている。
耳鼻科や婦人科の協力体制の強化に力を入れているのもそういった理由だし、矯正歯科領域においても、筋力バランスの調和や、歯の周りの歯槽骨の状態をぺリオテストという機械でモニターしていくことの重要性を学会で訴え続けているが、親身に患者の将来を想うドクターが少ないのか?そこまでやって歯並びを守っていこうというドクターは殆どいない。
患者さんと家族みたいに良好な信頼関係が築いていけてる実感が持てる時って、僕はすっごく幸せだけどな~
昨日も、このパズルを4面、数分で揃える天才的(僕から見れば)な少女と楽しい時間を過ごした。 揃ってるところの写真が撮れず残念
スタッフも含めたみんなで大笑いしながらもポジティブかつ独創的な発想には驚かされた。と~っても幸せな時間でした。
彼女の目標は、お医者さんになること。彼女なら絶対になれそうな気がする。その日が来るのが楽しみでも、僕は生きてるのかな~?(^_^;)
昨日は、チョコを頂きました~
こんなチョコ、初めて見ました~
何だか、もったいなくて食べられないな~(^_^;)
写真を撮る前に嫁に勝手に食われていた
キティーちゃんに嫁の歯型が~~
嫁の元からの奪還に成功し、これ以上の被害を防ぐために急いで食べた従って写真では可愛いキティーちゃんが、このような姿に・・・・・。ごめんなさい
いつも仕事から帰っての晩ご飯が午前3時ぐらいなので、お腹すいてる状態でのチョコは、それはそれは美味しかったですよ~(o^-‘)b
こんなメッセージが入ってました。
嬉しかったな~僕はホントに幸せです
こういう患者さんがいるから頑張れるんです
在りし日のマイわんこ「武蔵」
幼い頃のマイわんこ「武蔵」
口角の上がった素敵な笑顔(自分のイメージと実際の表情が一致してることが重要)を鏡で反復して練習して、笑顔の連鎖を自分から引き起こしていきましょうよ
それでは、またね (^-^)ノ~~