唇・舌 のトレーニング
リラックスしている時に自然に口が開いてしまう。いつも口で息をして(口呼吸)、唇がカサカサしている。食事中よく舌が見える。思い当たる方は、口のまわりの筋肉(口輪筋)がゆるく、舌癖(ぜつへき/舌を前に出すクセ)があるかもしれません。美しい笑顔のためには、口唇の力を強め、舌の正しい位置や動きをマスターすることが大切です。
口のまわりの筋肉を強くする「リップエクササイズ」
<ボタンプル>
ひもを通したボタンを、上下の歯と唇の間ではさみ、唇でボタンが外れないように押さえながら、3秒間ひもを引っ張ります。これを7~10回、1日に2回行う。
<ブクブクバルーン>
空気を口に入れて頬をできるだけ膨らませて空気を左右に移動させます。左右交互に5~8回を1日2回。
舌の動きをよくする「フルフルスポット」
舌を細くし、口の外に出して左右に5~8回を1日2回。
スポットとは?
舌の先をいつもつけておく位置は、上の前歯の少し後ろ。シワシワがあるところ。
舌をもちあげる力を強くする「オープン&クローズ」
舌を上あごに吸い付けたまま、口を大きく開けたり、噛んだりを繰り返します。噛んだときも、唇は開けたままでいるのがポイントです。10~15回を1日2回。
舌を上に持ち上げる力をつける「ポッピング」
舌全体を上あげに吸い上げ「ポン!」と音を出します。この時、舌の先は正しい位置(スポット)につけ、丸めないこと。10~15回を1日2回。
きれいな笑顔をつくる目のトレーニング
口だけの笑顔は、相手に不自然な印象を与えてしまいます。スマイルトレーニングと合わせて、目のトレーニングも行い、自然な笑顔を目指しましょう。なお、最初のうちは筋肉の動きを意識するため、目と口のトレーニングは別々に行うのがオススメですが、慣れてきたら一緒に行っても良いでしょう。
ステップ1 眼輪筋(昨日記載)を意識しながらゆっくり目を閉じて、2~3秒間キープ。
ステップ2 上まぶたと額の筋肉を意識しながら、目をゆっくり大きく見開いて、3~5秒間キープ。その後、元に戻して数秒休憩。この動作を3回繰り返します。
ステップ1、2で5~10秒かけ、それを3セット、毎日2回以上行います。