気持ちを前向きにしたり、対人関係を円滑にしたり。笑顔には多くの効用がありますが、どんな笑顔でも人によい印象を与えられるわけではありません。ここでは、印象を良くする美しい笑顔のために知っておきたいコツをまとめました。
美しい笑顔をつくる7つのポイント
1.歯並びがきれいに整っている。
正中線(上下の前歯の中央のライン)が上下で一致し、顔の正中線とも一致していることが理想です。
スマイルライン
笑った時に見える上の歯の先端(切縁)を結んだライン。上の前歯から左右四番目の歯までの合計8本の切縁のカーブが、下唇のカーブに沿っているのが理想です。
2.口角が左右対称で上にあがっている
笑ったとき、口の両端(口角)の位置に左右差がなく後上方に上がっているのが美しい笑顔の基本です。
3.上下の歯、もしくは上の歯が見える
日本では上下の歯が見えて、歯肉がほとんど見えない笑顔が好まれる傾向があります。(欧米では下の歯が見えず、上の歯だけが見える笑顔が好まれます。
4.歯の色が白い
もともと日本人は欧米人より、肌の色と同様に歯も黄色っぽいのですが、国際化や清潔志向のため、現在は白い歯が好まれています。
5.歯の形が整っている
男性では四角形、女性は丸見のある前歯が多く、男女で形がやや異なります。左右の歯と歯肉の高さのバランスがとれた状態が理想的です。
6.笑った時、舌先が見えない
日常では舌は上顎の中央に位置しているのが基本。
笑った時、舌がそれより前に出ていると少々だらしなく感じるとともに、口角が上方にあがりにくくなります。
7.横顔がきれい(Eラインがきれい)
鼻先とあご先を結ぶラインがΕライン(エステティックライン)。これが横顔の美しさの基準となっています。日本人の場合、上下の唇がΕラインに接するか、やや内側に収まるのが理想的です。
左右の横顔を比較すると、左の女性の方がEラインのやや内側に唇が収まる感じで、美しい横顔 ということが言えます。
スマイルトレーニングや口の周りの筋肉を引き締めたり、歯列矯正治療をして歯並びを整えることで美しいΕラインを手に入れることができます。