顔の歪みと頭の傾き

まっすぐ立たせた時に頭が左右どちらかに傾いていたり、鏡で唇のどちらかが上がっていたりしてませんか?そういう目でチェックすると、案外たくさんおられることに気付きます。

こういう方は片方でばかり噛んでいる人です。噛んでいる方の筋肉ばかり発達するので唇は噛んでいる方で引っ張られて上がっていく現象がおこり、やがてそれが波及していくと頭が傾いていくことになります。頭は重いので頭が傾けば腰が歪むことにも繋がります。                       

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噛み合わせの良い人は上の写真のように上の歯のとんがりが下の歯の窪みにちゃんと噛み込んでいるのですが、噛み合わせの悪い人は

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上の写真のように とんがりどうしがぶつかり、左右で均等に噛みにくいので 噛みやすい所を無意識に捜して片方で噛もうとします。そうすると物を噛み砕くために毎日そうしてる訳ですから、筋肉バランスは大きく乱れてきます。このバランス異常が肩こり、腰痛の原因になったり 噛みやすいところまで顎をずらして噛もうとする訳ですから、顎の関節に負担がかかり 顎の関節は脳や耳の器官に極めて近いことから頭痛や顎の痛み、開口障害や平衡感覚の乱れといった いわゆる顎関節症を引き起こすことになりかねません。

時々 ご自身あるいは お子様がまっすぐ立った状態で頭が左右どちらかに傾いてないか?チェックしてみると良いでしょう。もし傾いて立っていることに気付いた場合は、早めにお近くの矯正専門の診療所で噛み合わせを診て貰うことをお勧め致します。

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