ベテランの矯正歯科医なら辿り着くところは同じだと思うが、歯並びを治し その安定を求める時、口腔内環境は元より、表情筋バランス、口腔周囲筋バランス、体癖などの悪臭癖、姿勢、ホルモンバランス、呼吸、などなど経験を積めばつむほど視野を広げて考えないと治せないことに気付く。
ですから歯列矯正の相談に来られる時や症例分析結果のご報告時の患者様へのお話しは軽く1時間を超える!
昨日症例分析結果のご報告と治療法を決めていく話し合いの際、相談に来られた時から必ず患者様にお話してることを早速実践され患者様から嬉しいご報告を受けたので、この場を借りてご報告したいと思う。
一般歯科医はもちろん、歯並びを専門に治してる矯正歯科医であっても、時間を割いてお話することで歯並び以外でも患者様を守ることは出来るのだと改めて知らされた。これからも引き続き、日本病巣疾患研究会の医師の方々のお話に耳を傾け、堀田医師、今井医師、田中医師(耳鼻咽喉科と内科・胃腸科のお二人)、相田歯科医師、松川(矯正)歯科医師 他 、会員の皆様からの教えを活かし歯並びを治すだけでなく もっともっと患者様の健康に貢献すべく精進したいと思った次第です。
今回は特に今井一彰医師の著書が患者様に多大なモチベーションを与え、家族全員で健康に取り組むようになったとのこと、根気よく日頃から全ての患者様に話をしていれば、今回のような患者様が増えていくだろうと、これからも医科歯科連係医療の大切さを矯正歯科医の観点からも訴える続けて参りたいと思った次第です。今井先生、先生が年中愛用してる指のばソックスのロングもオススメしときましたよ!😉姿勢は歯列矯正にも極めて大事ですから。
日本病巣疾患研究会では当たり前の認識でお恥ずかしい限りですが、恐らく今回の患者様は掌蹠膿疱症(違ってたらゴメンなさい)で矯正相談時から先程僕が熱くお話した様々なお話から、鼻呼吸の大切さや様々な筋力バランスなど患者様が理解を深めるために今井医師の著者も集め、取り組めるメニューを作成されて2ヶ月実践された結果、今まで いろんな医院でも薬ばかりで治らなかった症状が寛解したことを、治療方針のお話し合いの際にご報告され、歯並びの治療1つ取っても、自分が今まで悩みに悩んできたことが関係してるんだと感動されたようでした。どの分野の医師や歯科医師であっても繋がりがあるのだとお話しました。ずっと悩んでたので写真もたくさん撮っていたとのこと、患者様にお願いして写真を送って頂きました。2ヶ月前と最近の写真、患者様の取り組んでること、患者様が購入された今井医師の著者、今井医師に送って頂いた「あいうべ体操」のカードなど、まだ取り組んでおられない矯正歯科医や一般歯科医がおられましたら参考にされたら良いかと思います。