インビザラインとインビザラインGOの違いを知っとく必要があります

最近 (今は削除致しましたが)マウスピース矯正の投稿をしました。その中でマウスピース矯正は矯正専門医がやるべき治療であることを述べました。マウスピース矯正で世界一のシェアをもつインビザラインのセミナーの受講規定にも そのことは記載されています。

しかしながら、そのことを無視してマウスピース矯正をしてる歯科医院が多くなっている恐ろしい現状があり、業者もサクラを使ってYouTubeやTikTokなどのSNSを使って患者様を洗脳しているふしがあり、全国でトラブルが多発しています。マウスピース矯正は専門医がやっても難しい治療なのです。

最近投稿した内容の中には、宮崎でマウスピース矯正専門医院「宮崎マウスピース矯正歯科」が開業したことが書かれていました。

○○歯科と書かれている医院と違い、○○矯正歯科と書かれてる医院は、普通は専門医資格を持ち、国からも全ての矯正治療をすることを認められている指定医療機関になっている、つまり日本最大の矯正歯科学会である日本矯正歯科学会からも認定を受け(大学の矯正歯科に5年以上の治療経験を持った上で矯正治療に関する厳しい試験に合格しないといけない)、国からも認定を受けている本物の矯正のプロがいる医院ですが、驚いたことに、この医院は大学を卒業して1年しか研修を積んでない学生と大差ないドクターを院長に据えて県外から理事長と名乗る一般歯科医が経営していました。矯正歯科と名乗りながら実は矯正専門医院では無かったのです。

ということはインビザラインはやってはいけない!ことになります。

宮崎マウスピース矯正歯科のホームページ

↓↓↓

そのことを糾弾したブログだったのですが、即座に反応して、僕が出勤したら待合室で理事長が待っていました。僕は とにかく郷土愛が強いので、宮崎のためにならないことは許せないのです。ハッキリとその医院の問題点を指摘し患者様が誤解しないようホームページの内容を修正する約束をしました。内容的には、一般歯科であるのに矯正専門医院であるかのような誤解を患者様に与えないよう説明文を入れること。インビザラインは専門医がやるマウスピース矯正、インビザラインGOは一般歯科でもやっていい簡単な矯正治療である旨の説明をすること、そして本格的な矯正は専門医に送ること。などです。

インビザラインとインビザラインGOとの違いは専門医がやる本格的なマウスピース矯正と一般歯科医がやる簡単なマウスピース矯正というのが違いで、簡単な矯正でとどめる訳ですから費用も安くでできる訳です。安いのが良心的ということにはならないのです。

この両者の違いはインビザラインの製作会社であるアライン社に僕が直接問い合せた内容ですから確かなものです。

その時のアライン社からの返事↓インビザラインとインビザラインGOとの違いを詳しく説明してくれています。スクリーンショットをそのまま載せますので文章がダブってる所がございます。ご了承下さいませ。m(_ _)m

かなりためになる回答が返ってきたのではないかと思います。

さて、宮崎マウスピース矯正歯科の話に戻りますが

矯正歯科のGoogle検索でも↓のように「インビザライン専門医院」との記載がありますが、これは専門医資格も持たない一般歯科医が記載すると詐欺行為にあたります。

ホームページを見るとインビザラインGO症例数日本一と書いてあります。

ですが、症例数日本一だからキチンと治してるということにはなりませんよね?

できれば専門医であるドクター達にキチンと治してるのか?堂々と見せれるよう治療前後の写真をホームページに載せて欲しいものです。実際に治した写真が載せれないようではダメ!あと宮崎で開業したてで、しかも大学を卒業して1年のドクターが日本一の症例数あげた訳でもないのに、そのような誤解を招くような記載は良くないと思いますね!

以上、宮崎県民のために、Google広告やホームページの記載は約束通り患者様の誤解を招かぬよう正しく記載して頂けるよう願っております。お約束をして随分時間が経ちましたので、宮崎県民のために改めて再投稿した次第です。

ちなみにプロが行うマウスピース矯正はこのような凄いこと↓を考えて取り組んでいますが、まだまだ専門医であってもマウスピース矯正は試行錯誤しながら成長していってる段階の治療です。

要約するとCTとインビザラインの治療計画であるクリンチェックを融合させた先進的なマウスピースを作ろうとしているのです。これが本物のやるマウスピース矯正デス。

第81回日本矯正歯科学会学術大会の参加申し込み受付が始まっていますよ!専門医は毎年の参加が義務付けられています。矯正を志すドクターなら必ず参加しましょうね!

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