初診時のレントゲン、「あら~両側下顎第2小臼歯(5番)の先天欠如だ~」と僕は思いましたし、かかりつけの一般歯科でも同じ診断でしたので、乳歯を抜歯した後、その隙間は矯正治療で閉じていくことにしました。この時点で第2大臼歯の歯胚(歯の赤ちゃん)は確認できますので第2小臼歯の歯胚が無いのはおかしいと思うのですが・・・・・。
左右でスペース(隙間)が閉じるスピードに差があることは、よくあることなので気にしてなかったのですが、ある程度スペースが閉じた段階で患者さんが左側臼歯部に痛みを訴えてきた。まさか歯があるとは夢にも思わなかったので、まずその時点で考えうる処置を講じて一旦症状が消えたが、歯に力を加えると症状が発生する。矯正力を加えて症状(痛み)が出ることも間々あることなので非常に紛らわしいのだが念のためにレントゲンを撮ってビックリ 35年以上 歯医者をしてますが、たった1度の経験です。
こんなことがあるんですね~
急遽(きゅうきょ)作戦変更で萌出スペースを作って生えてきたら抜歯して再度スペースを閉じていくこととなりました。(^_^;) 右側は既にスペースクローズできてます。
歯軸をコントロールして平行性をとる必要のある場所がありますね
このあたりもきちんとやります
矯正治療は、どうしてもセファロ(治療の進行状況や成長過程を把握できるレントゲン)重視になりがちですが、このての(パノラマやデンタル)レントゲンも定期的に撮るべきだと教えられました。
今日は交叉咬合についてもお話しときます。
交叉咬合は一種の受け口で、歯並びが途中で交叉してる状態のことをいいます。
とても体に良くない咬み合わせですので、矯正治療をお勧めいたします。
典型的な交叉咬合、かなり正中(上下の歯の真ん中)がズレていることが多い
途中で咬み合せが逆(受け口)になってるでしょ?
真横から見るとこっちのサイドは一見まともに見えるが、奥歯の位置が受け口方向にかなりズレている。
こちらは説明の必要もなく完全な受け口
受け口
上顎と下顎を真上から見るとこんな感じ
治療後
術後、残念だが若干正中のズレ(後戻り)が出た。
第2大臼歯の接触はゆるめに
ただし、もう少し下りててもいいです。
第2大臼歯は自然と下りてこさせるのがベストだと考えます。
ただし、上の写真の第2大臼歯も自然と下りてくるので心配はありません。
こういう患者さんは態癖(頬杖や睡眠時など同じ姿勢で長時間過ごすなどの悪い生活習慣)にも気をつけねばなりません
在りし日のマイわんこ「武蔵」
憎めない眼差しなんだよね~
幼い頃の「武蔵」
今日、ネットでブラピがいいことを言ってましたよ
僕も、幸せは身近に満ち溢れているんだって、この歳になってようやく解りました。
ブラットピットの言葉
「苦しい日々はこれから待ち受けている輝かしい瞬間をより素晴らしいものにする。他の人への感謝をより大きくさせるんだ。僕らはみんな、人生の意味や愛、日々の向上を求め生きている。そしてそれは、僕らのすぐ近くにあるんだよ」
みなさん、当たり前にしてるけど実は と~っても幸せなことに気が付けるようになっていきましょう!
そうすれば、あなたの人生はより充実したものになりますよ!
それでは今日も 口角の上がった素敵な笑顔で、気持ちの良い1日を
今日は、どんな笑顔が見れるか楽しみ (^∇^)
きっといい1日になる
今日がダメでも明日があるさ
大丈夫
じゃあね