お口の加齢対策も考えましょう!

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ビックリマーク

噛み合わせは普段は接触してない方がいい



「老化」は、ある面で逆らえない自然現象ですが、ある部分は生活習慣によってもたらされます。

まったく同じ遺伝子をもった一卵性の双子でも、年を取るにつれて顔かたちに違いが生まれ、高齢になると何歳も年の差を感じさせるほど違った顔になることがあります。
喫煙習慣や、お口を不潔にしていることが老化を早めますが、もう一つ、とても大きな影響があるのが、食いしばりや歯ぎしりの習慣です。

リラックスしているとき、歯と歯は接触していないものですが、いつも歯と歯を接触させている人がいます。これが食いしばりのサインです。

歯と歯を接触させているのは、腕にたとえれば、いつも荷物を持っているようなものです。力むつもりがなくても、疲労がたまり、首や肩の筋肉がこり、頭痛もおこります。

食いしばっていると、歯が骨の中に沈み込み、噛み合わせが低くなって老化が進みますが、リラックスして歯と歯を離しておけば、噛み合わせの高さは自然に回復します。
老化を加速させるのが、食いしばり、歯ぎしり や 態癖です。

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グッド!


 
「歯ぎしり」や「食いしばり」で噛み合わせが低くなると、お年寄りが入れ歯を外した時のような「くしゃっとした」顔になる。右が低くなった噛み合わせを良くした写真。噛み合わせの高さだけで、これだけ若くなれる。

いろんな態癖
 

食いしばり や 歯ぎしりは、悪い噛み合わせが誘因になって起こることもあります。

歯の噛み合わせの山と谷がはっきりしなくなってしまうと、歯ぎしりが起こりやすくなります。

反対に上下の山と谷が深く噛み込み過ぎると、食いしばりが起こりやすくなります。良くない癖や習慣のために歯が内側に倒れ込むと、上下の歯列が深く噛み込み、同様に食いしばりしやすくなります。

個人的には特に上の写真のように寝てる時の姿勢(頬に手を当てる癖、うつ伏せ寝、いつも片方を下にして寝る)や頬杖、犬のように顎を机や枕に置いて読書などをする姿勢、舌を前歯の裏にベタッと押し当てる癖、唇を噛んだり巻き込む癖などが気になるところですが、これに口呼吸していないか?も付け加えると、さらにグッドだと思います。

患者さんご自身が行うブラッシングがお口の健康の維持に大きな効果を発揮するのと同じように、力のバランスケアは、ちょっとした日常生活の注意で元気を維持するのに大きな効果をあげることでしょう。

お子さんをお持ちの方は、いかに親が子供の悪い癖、習慣を発見するかが、子供の運命を左右してしまう。親が子供の運命を握っているといっても過言ではないでしょう。

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