笑顔に関係する表情筋のことを知り、その筋をイメージしながらトレーニングすると効果的です。
鼻の両サイドに3つの筋肉があるでしょ?わかります? 上から「小頬骨筋」、真ん中の小さな筋肉が「口角挙筋」、1番下が「大頬骨筋」と呼ばれる筋肉で笑顔に関わる筋肉です。ここを鍛えると口角のキュ~ッとあがった好感度の高いスマイルになれます。また、この筋肉は顔を後上方へ引っ張り(リフトアップし)ますので、シワができにくく若々しくなれる有り難い筋肉様です。さらに口の周りを一周してる円形の筋肉が「口輪筋」で、さまざまな口の表情を作り出す働きをし、衰えると口の周りのたるみやシワはもちろん、唇の色もくすんでしまいます。
より良い笑顔にするには目のトレーニングも不可欠で、それに関わる筋肉が目の周りを一周してる「眼輪筋」と目の上部にある薄い三角形の筋肉「上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)です。眼輪筋は目を閉じる働き、上眼瞼挙筋は目を開く働きがあります。この2つの筋肉を鍛えれば笑顔がより良くなるばかりか、目尻のシワもできにくくなります。
年齢とともに、表情筋は衰え笑顔は変わります。
加齢によって表情筋が衰えると、シワやたるみにつながったり、豊かな表情や笑顔をつくりにくくなると言われています。表情筋が思うように働かないため、自分では笑ってるつもりでも表情が乏しくなり、明るくない印象を与えてしまうのです。毎日のトレーニングで表情筋を鍛えましょう。
まだ若いからと油断は禁物です。ここで2人の若い女性を比較します。お二人とも若くて綺麗な方ですが、
どちらも歯を見せない微笑みです。前者の方は微笑んでるつもりでも口角がほとんど上がってないのに対し後者の方は口角がしっかり上がっています。どうですか?若くても筋力の違いがあるのです。
次に歯を見せた笑顔ではどうでしょう?
前者の方は念のために2枚の写真を載せましたが、どちらも口角が筋力不足のため上がってないため上唇のラインが「への字」になっています。後者の方は微笑み同様、口角が上がっているため、上唇のラインもスマイルマークのようなラインになっていて、オードリーヘップバーンとはいかないまでもお手本にしてよいスマイル(笑顔)かと思います。いつでも、どこでも口角をキュッとあげる意識を持って1日を過ごしていきましょう
次回は、スマイルトレーニングと目のトレーニング、その他のトレーニングの復習をしてまいりましょう。
目指せ パーフェクトスマイル